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福岡出身の私が驚いた、十日町の雪対策

新潟県南部に位置する十日町は、世界有数の豪雪地です。

▼参考:究極の雪国とおかまち(日本遺産ポータルサイト)

このブログでは、ほとんど雪の降らない福岡県で育った私が、十日町にある住宅の雪対策を見て、興味深く感じた点について紹介します。

十日町の雪対策

十日町では毎年、2mちかくの大雪がふります。そのため、公共施設や商業施設だけではなく、一般の方が暮らす住宅でも、さまざまな雪対策が行われています。

▼参考:現在の十日町の積雪状況(気象庁)

①雪囲い

住居に生えている樹木が、雪の重さで折れてしまわないように、「雪囲い」を付けています。「雪囲い」とは、兼六園の雪吊りのミニチュア版のようなものです。12月ごろになると、あちこちの住宅の庭先で「雪囲い」を見ることができます。

②窓の保護

家の中が寒くならないように、多くの住宅の窓は、二重ガラスになっています。さらに、雪の圧で窓ガラスが割れるのを防ぐため、窓の外に、木材やアクリルで作った板をかけて、窓を守ります

③屋根の形

住宅の屋根の頂点には、「雪割り」と呼ばれる、長い板のようなものがついています。「雪割り」により、雪が2方向に分散され、屋根の上に貯まりずらくなっています。また、急な傾斜をつけて、雪を落としやすくした屋根、一定量の雪に耐える特殊な屋根などもあります。こうした雪国ならではの屋根により、雪かきの頻度を減らすことができるそうです。

十日町雪まつりに行ってみよう!

2024/2/16(金)ならびに2/17(土)は、第75回十日町雪まつりが開催されます。これから十日町を訪れる方は、ぜひ住居の雪対策にも注目してみてください!

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